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水道水のトラブル解決法~原因と対策~

水に混入する

濁り、すな、砂利が混入する

濁り、すな、砂利
原因

配・給水管等の水道工事の際、不十分な清掃作業によって、砂や砂利が残る賀藍があります。またクロスコネクション、受水槽、高置水槽の管理不良による場合も考えられます。

対策

配・給水管の洗浄および捨水を行って下さい。また、受水槽及び高置水槽の管理上の問題がある場合は保守管理の徹底をはかって下さい。

みみず、ユスリカ等の微小生物が混入する

みみず、ユスリカ等の微小生物
原因

もともと水道水に混入したのではなく、外部からの侵入が原因と考えられます。受水槽、高置水槽の管理不備、あるいは水抜き栓、及び不凍給水栓の根元が漏水し、開閉の際に侵入すると考えられます。

対策

排水の混入が疑われるケースでは、原因が判明するまで飲用をやめ、迅速な対応が求められます。また、ろ過池洗浄条件等の浄水処理工程等をチェックすることが必要である。

水源生物の漏出が認められる

水源生物の漏出
原因

ダム湖を水源としている場合は、緑藻類が異常繁殖し、ろ過水に漏出する場合があります。また、地下水を水源とし、塩素注入のみで配水している水道施設では、ヨコエビ、ミズムシ等の地下水生物が水道水中に漏出することがあります。

対策

漏出生物の特定及び水源管理の強化を図って下さい。また、ろ過池洗浄条件等の浄水管理工程等を再点検する必要があります。

水質検査のご依頼・お問い合わせは・・・
(一財)中部微生物研究所 総合事務所
TEL:0533-76-2228/FAX:0533-76-3554

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